2016年8月4日木曜日

BMPCCでXSPORTS撮影するには1

最近撮影していると
BlackMagic(BMPCC)ってどーなの?
ってよく聞かれます。

答えは
いろいろ苦労するけどハマったら楽しすぎる

BMPCCで1年間悩み抜いて今満足に撮れる環境になりました。
それではその一年間に悩みぬいた事を
BMPCCに乗り換えようとしている人の為に書きます。

とにかくXSPORTS撮影には弊害の多いカメラです。
足の指を折って暇なのでズラズラ書いていきます。

※あくまでも僕の撮影用途(スケボーに乗って追い撮り)での話なので
そーいう使い方するカメラじゃないとかの話は受け付けません。
いいことは公式に全部書いてあるので
僕が感じたボディーのダメな所を書いていきます。

ボディー

非常にコンパクトです。
パンケーキレンズとかつけるとコンデジ並みです。

いわゆる一眼レフや最近だとGHシリーズ等に比べると
圧倒的にコンパクトなんですが
その分三脚座が華奢です。
その表現が合ってるかわかりませんが
ネジ自体は丈夫(ハードに使ってるとガタが出ますが)
自立はしますがクイックリリースプレート等をつけると
プレートとの接地面が薄すぎて不安になります。
実際固定しても少し揺れます。
気になる方は別途ケージ等を使用する必要があります。

そして上部にクイックシューがない事。
これが意外と不便です。
雌ねじに対してクイックシューをつける物も販売されてますが
物に対して地味に良い値段します。

そしてモニター。
最近の一眼に見られるバリアングルなんてものはついてません。
固定です。ローアングル時全く見えません。
そして解像度の低さが一眼に慣れている人だと
不便極まりないです。

ストレージ

本体でSDカードに記録できます。
が。最高画質の30コマでたったの41分しか撮影できません。
このジャンルの撮影してる人は1時間以下だとだいぶ不安になります。
予備を持つにしても完全に安心して使えるSDカードが
大体64GBで17000円前後します。
そのへんで買える安いものだとコマ落ちし放題でまともに収録できません。

バッテリー

これは本当に糞と言って良いレベルです。
さっきまで80%だったのにもう40%か何て事が日常茶飯事。
故障じゃありません正常です。
正確な時間は測ったことありませんが
午前中の撮影でバッテリー4〜5本使用します。

センサー&マウント

スーパー16mmセンサー搭載でクロップファクター2.88倍
広角って何ですか状態です。
APS-C(1.5倍)で使っていた魚眼レンズが
ゆがみ方が違う広角レンズくらいにしかなりません。

マウントに関してはとにかく一眼レフ用レンズは
何でも使えるって言う印象です。
ただし50mmは144mmになります。
そしてAPSC用の魚眼レンズはそのままアダプターを介しても
ピントが合わないという謎の現象。
ヘリコイドユニットでレンズを少し前に出すと使えますけどね。
8mmでも23mmくらいになるので倍率の低すぎる魚眼になります。

マイク

この問題は今でも完璧に解決しているわけではありません。
その辺に売っているDSLR用と歌っている安価なマイクは使えません。
3.5mmピンで指すだけでプラグインパワーにも対応してますが
まともな音量で録音できません。音が小さく入ります。極小。
僕自身マイクの詳しい知識が無いので具体的なことはわかりませんが
Rode Videomic Go
Sony ECM CG50
Audio Technica AT9941
などのマイクは満足に使えませんでした。


これで全部です。
次の記事で僕が試してきた事・解決策を書いていきます。

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