2015年12月19日土曜日

BMPCCで対角魚眼

えっと、魚眼を手に入れました。
こいつです。



LENS BABY Circular FishEye 5.8mm F3.5

円周魚眼レンズです。
色々調べてるうちにBMPCCだったらケラレないで
対角魚眼になるんじゃないか?って思うようなソースを見つけたので
在庫有る店探して試した所、見事にケラレませんでした。



素晴らしい画角と歪みを手に入れました。
ただひとつ弱点があり



直接光源に向けると凄いですフレアが。笑
ここは魚眼同様好き嫌いが出るっぽいですが
僕は全然OKです。ウェルカムフレア。

後はレンズが全体的にチープで、ピントリングが
ユニットごと少し動きます。
動き方によってはすこ~しだけケラレます。ほんの少し。
絞りのリングは申し訳程度のフリック感しかありません。
他の円周魚眼より軽い気もします。

僕の試した所sigmaの4.5mm F2.8は
編集で116%に引き伸ばして少し絵を動かせばケラれません。
ただ解像度はもちろん落ちます。

後つけてみたいなーっておもうのはPelengの8mm円周魚眼。
ネット上でしか見たこと無いけどLENSBABYよりコンパクトかな?


てなわけで
誰が参考にするんだって言うレビューですが
BMPCCで魚眼の絵が欲しければ今のところLENSBABYがおすすめです。

最後に撮った映像貼っておきます。

Flourish BMX // Shinya Mouri // Oyama Short Edit from RelaxonFilms on Vimeo.

2015年12月1日火曜日

Atomos Ninja2

開設してどんくらいったかもわからない放置ブログですが
なんか1000ビュー超えてました。
誰が見てるんだか。。笑

タイトルの通り「Atomos Ninja2」を導入しました。



さくっと経緯を。。
何とも書きますが
BMPCCのモニターは本当に見難いです。
夜なら拡大フォーカスと合わせれば行けるんですが
昼間はかなり厳しい状況になります。

そしてモニターが背面に固定されているので
自転車の撮影時、ローアングルで追い撮りしてると
それはもう勘と運の世界です。
言ってもG6で7.5mmフィッシュ使ってる時は
画角が広いのであまりモニター見てませんでしたが。。

BMPCCは×2.88が厄介で寄った絵を撮ろうとすると
すぐにはみ出してしまう為、モニターでの確認が必須。

そしてもう一つ。
SDが高すぎます。
いつもProres422HQで撮影してますが
64GB、17000円、それで30分ちょいしか撮れないときたら
気が気じゃないです。
そして気持ちいいほど潔く減っていくバッテリー。

この両方を解決してしてくれたのがNinja2。
同じBlackMagicDesignのVideo Assistという選択肢もありましたが
ストレージがSDっていうのとバッテリーがCanonって言うのが
僕の機材にすっと入ってこれなそうだったので諦めました。
僕の用途でVAにあってNinja2に無いのは
拡大フォーカスくらいですし。
組んだ感じはこんな感じ。



実際に使って見た感想は。。

もう最高です。
拡大フォーカスなくてもピーキング使えば十分合わせられるし
一番はやっぱりカメラを振り回しても画角が確認できるのがでかいです。
まぁ来月には充分な画角を手に入れるんですけどね。。それはまた来月。

次に感動したのはSSD。今回はSanDiskのUltra2 240GB選びました。
残り2時間撮れるとかもう今までの心労は何だったのかと。。

後はRecしなくなったBMPCCのバッテリーの持ちが
1.5倍くらい良くなった気がして
今はあまり気にしないけど夏場の発熱も防げるでしょう。

総評としてはNinja2にしてよかったと思います^^
VA使ってないからわかりませんが
この値段で収録・モニターできるなら
十分です。
Prores422HQで撮れるので絵はBMPCCとほとんど変わりませんし。

早く画角を手に入れたいです^^

2015年11月24日火曜日

カメラ選び

自転車乗っている方からよくきかれますのでざっくりと。
始めに言っておきますが僕は素人なんで
これはあくまで僕の意見です。

では始めましょう。

皆様BMXの映像といえば何が浮かぶでしょうか?
正確にはどんな絵が浮かぶでしょうか??
きっと半分以上の方はいわゆる魚眼レンズの絵が浮かぶと思います。
ライダーの近くで肉眼では見えないものも大迫力で映せる。
xスポーツ系には欠かせないレンズです。

昔は携帯も一眼レフもまともに映像が撮れるような
機種がなかったので、ビデオカメラのレンズの先に
フィッシュアイコンバーターなるものをつけて
魚眼の絵を撮っていましたが
最近は携帯でも対角180°以上映せるレンズが有るほどです。

さて、本題のカメラ選びについて。
「何がやりたいか」によって大きく変わってきます。
自転車の映像を撮りたい!っていっても
それが回しっぱなしで使いたいのか
それとも追い撮りメインのライディング映像を撮りたいのか
はたまた映画のような映像を撮りたいのか。

ちなみに僕は全部です。笑

できるだけ安くやりたいっていう希望が多々あるんですけど
そういう方は携帯で撮ってみると良いかもしれません。
iPhoneだとレンズも比較的安いし
本体で編集もできますし
マイクをつけたりアプリも豊富です。
最近のはスローモーションも撮れますし
お金かけたくない人には最高の撮影機材だと思います。

それに満足できなくなったら次はビデオカメラをおすすめします。
ここでのビデオカメラはレンズ一体式の民生機?を指します。
ビデオカメラでも色々種類がありますが
僕の中での判断基準は撮影できるコマ数です。

最近YouTubeが60コマに対応し始めて
自転車の映像でもちょろちょろ出てくるようになりましたが
良し悪しは抜きにしてものすごくヌルヌルです。絵が。

ちなみにこの60コマの利点は
今までの30コマの映像を倍速スローにすると
1秒間に15コマと、大分間が抜けたスローになってしまうのですが
60コマを倍速スローにすると30コマ。
つまり30コマの滑らかさのままスローになるってことです。
30コマしか撮れないカメラと60コマ撮れるカメラの差は大きいです。

そして魚眼。
OptekaやRaynox等から出ているフィッシュアイコンバーターが
手に入りやすく一眼のレンズよりも安いです。
そしてもともとビデオカメラ自体のレンズが魚眼用に作られておらず
そこを無理やり歪まして撮影する為
外に行くに連れフォーカスが甘くなったり
フレアがガツンと入ってきたりします。
僕はあの無理やり歪めた魚眼の絵が好きですけどね。

その他にビデオカメラを選ぶ理由は
手ぶれ補正や外部マイク等の映像を撮る為の昨日が豊富です。
昔使ってたミラーレスは
マイク入力はあるくせに音量調整もレベルも見れなかったですからね。。
後は長時間回しっぱなしでも撮り続けられるところも◎。

それではもっと絵を豪華に、味のある映像も撮りたいとなったら
一眼レフやミラーレスをおすすめします。
この類の物は撮りたい絵に応じてレンズを変えれば
撮りたい絵が撮れてしまいます。
同時にレンズ沼へ足を踏み入れる可能性が出てきますが。

背景をぼかした映像を取りたければ明るい単焦点レンズだったり
魚眼の絵を撮りたければ魚眼レンズをつけたり
上記2つに比べるとやりたい放題ですね。

最近では動画機能がいっぱい盛り込まれたカメラもでてきて
PanaのGHシリーズやSonyのA7シリーズは
プロの人が映像の仕事で使っているようなカメラです。

30コマ60コマ、これも機種によって撮れたり撮れなかったりしますので
必要な方は確認が必要です。

おそらくこの順番を追っていけば一眼/ミラーレスにたどり着くまでに
必要な知識は備わっているはずなので
自分のやりたい事と照らしあわせて選ぶと良いかもしれません。

ちなみに僕が今使っているのはデジタルシネマカメラって言う物で
映画の製作に使われるようなカメラです。
レンズが交換できるビデオカメラです。
昨日の1割り程度しか使えていない気がしますが。。

僕の素性を知っている方なら
どんだけ僕が迷子になってるかわかることでしょう。。

上記の事以外でも何か気になる事があれば
会った時にでも聞いていただければ
喜んでお話させてもらいます。

では、長々と失礼しました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。


2015年11月18日水曜日

自分の映像なんですが
絵をいじる際に大変迷子になっております。

知識とか常識とか何もないので
とりあえず良いと思う方向にいじっていきます。
編集ソフトはAdobe Premiere Pro CC 2015の
Lumetri Colorで編集してます。

元の絵
BMPCC
Sigma DN19mm F2.8
ISO800
30fps
S/A108
5000K



最近Filmlogで撮るようになったのでこんな絵です。
どよーんと暗くて眠たい絵ですね。



明るさとコントラストを何となく上げます。
ちょっと絵がはっきりしてきました所で
すこーしシャドウを持ち上げます。



若干コンラストは落ちるもののボールの裏側等の
色が見えてきました。
そして、彩度を上げます。



もう少し青っぽい色が好きなので
色温度を下げます。



だんだん良くなってきました所で
もう少しコントラストが欲しいです。
白を持ち上げて、黒を下げます。



今日はここまでやってみました。

結果として。。。

よくわかりません。。。
ここまでいじくり回しても絵がおかしくならないのは
BMPCCの力だと思うのですが
果たして10bit 4:2:2の絵を無駄にしていないだろうか。。

まだまだ半分も撮れていないので
撮り終わるまでには絵を決めたい所です。

2015年11月10日火曜日

Samyang 7.5mm FishEye + ND Filter

前にフードの内側に52mmのNDフィルターを付けました。


実際使ってみて幾つか難点がありました。
・フードの内側にあるので操作しにくい
・接着面が薄いので脱落が考えられる

この2点です。

と言う事で思いつきでフードを削りました。


このFishEyeは前に使っていた8mm CS2と違い
フードが脱着できません。
なのでこうするしかありません。
実際このフードなんか意味あるのかなーとも思っていたので
思い切って。

そしてこいつを準備します。


37mm→58mmのステップアップリングと
フィルターを外した58mmのリングです。


37mmの部分を削り更にレンズの出入りする所を広げました。
39.5mmだったので39.8mmくらいに広げました。
その裏に汚いですが強力両面テープを全面に。
これだけ面があれば外れること無いでしょ。多分。


ちゃんと測ったのでぴったんこ。
外形も違和感なくぴったんこ。
レンズの出し入れも問題なし。


NDフィルターを乗っけます。


ちょーーっと両面テープはみ出てますけど
中々良いです。見た目。
フィルターリングを入れたのは
NDと前玉の接触を防ぐ為のスペーサーです。


58mmにしたら末広がりになってかなりかっこいい!
テープさえはみ出てなければ完璧なんですが。。


52mmの時にケラレなかったんで
もちろん問題なし。
ただこのままG6につけると。。


ガッツリケラレます。
BMPCCだとこの分画角が狭くなってるって事ですね。
ただG6使うときはNDいらないので


ND外してスペーサーのリング外してこの状態で。。


問題なし。

2015年11月7日土曜日

Cマウント

つい先日まで魚眼で悩んでご飯もろくに喉を通らなかった僕ですが。
とりあえず、考えないことにしました。
今あるレンズたちでなんとかします。
サムFishより大きい歪みの絵を撮るにはレベルが足りなかったようです。

さて。今回は広角で悩んでいた時にアドバイスを頂いた
Cマウントに触ってみました。

Cマウントについて何もわからないので
とりあえずamazonで安いレンズを購入。



サインソニック 25mm F1.4C





小さい。笑

amazonのレビューがすこぶる良いのに
非常に安価。Fujianの25mm F1.4のコピーみたいです。
同じページでマウントアダプターも売ってたので合わせて。
CCTV用のレンズみたいです。
どんな写りになるかと言いますと、こんなです。



開放で撮ると気持ち悪いほどぐるぐるします。
何でこうなるかは僕には説明できません。



2枚とも撮って出しですけど、周辺の明るさが落ちで
トイカメラっぽいような絵が撮れます。
ちなみにM4/3だと絞っていくに連れ
ケラレが出ます。

さて、これをBMPCCにつけてみましょう。



でっかいレンズも似合わないけど
小さすぎるのもどうかなといった所です。

以下Rawから編集無しでjpgに直したものです。






普通に使える気がします。笑
ただ、畳のピントがなんとなく怪しいような。。
開放で撮ってると中心がボケてその周りにピントが合って
その周りはボケているって言う謎の現象が起きます。

後は逆光にすこぶる弱いのと
フレアが凄いらしいので(←フレアは好き)今夜が楽しみです。

ついでなので手持ちの一番近いレンズと比較してみました。



BMPCC + サインソニック25mm F2.8 ISO800 S/A 172.5

BMPCC +Canon FD28mm F2.8 設定は同じ。

僕には画角以外の違いがわかりません。
上の方がボケが強いかな?
まぁぼちぼち使っていこうと思います。

2015年10月24日土曜日

BMPCC Low Light test

昨日の夜に毛利に手伝ってもらって
BMPCCをスタビライザーに乗っけて
なおかつ下のウエイト代わりにLEDを2個乗っけて
F5.6くらいに絞ってのテストです。



と言うのも先日の昼間の撮影で
雲が多く、明るさがコロコロ変わってしまい
その都度明るさを変更していると
ライダーを待たせてしまうので
明るさを明るい方固定で撮って居た所
Premiereで編集する際にどうしても白飛びが気になってしまい
じゃぁ暗めに撮ったのは編集でどこまで修正が効くのか
を、テストするためにLEDを当てて得た明るさを活かして
F5.6くらいまで絞って少しだけ絵をシャープにして撮影しました。

言ってることが自分でもわかりません。笑

結果的にはノイズは出てしまうけど
明るく撮るよりは修復が可能ですね。
どこにでも書いてあるけど白飛びはダメですね。
今回のテストでよくわかりました。
これからはゼブラ表示も合わせて撮影していきます。

動画の色の感じは、1個めが撮って出し。
2個めが少し青目に。
3個めが少し赤目に。

こーいう絵にしたい時にどこをいじればいいかっていうのが
まだわからないので探り探りです。

でも素人がここまで適当にいじって
元の絵と比べてそこまで劣化してないのは
BMPCCすごさなのかなって思いました。

日々勉強です。。

2015年10月18日日曜日

BMPCC 撮影 New Rig

BMPCCで初めてテストじゃない映像を作りました。



Yuma Oshimo // 1day Oyama Skate Park EDIT from RelaxonFilms on Vimeo.

ここには自転車の細かい話は書きません。。
今日こそは撮るぞー!って意気込んで小山行ったら
ゆーまも来たので撮らせてもらいました。

写真はうちの510ちゃん。
Photohitoにいるので探してみてはいかがでしょうか。
(何で検索すればいいかわからない。。)



昼間だったのでLED無しでものすごく軽い。
これが裏目に出るとはこの時は考えも。。
グライドカム持ってくればよかったです。。



ほぼ直線のライン+自分の右側の映像ならスケートで撮るんですけど
今回は曲がってかつ左側だったので自転車と走って取りました。



すでにこの時点で軽さが裏目に。。
2トリック目の映像撮影中ですが手ブレがひどいっすね。。



ここもそうですね。
3トリック目。



素材は全て三脚。そのまま乗ります。
いやー本当に見難いモニターだw
そりゃおでこにシワ寄ります。
素材撮りの時以外はモニター一切見ないで撮影してます。

今日からProres422HQのFilmLog?で撮影始めました。
30p
ISO800
108°
絞りはF11
上記設定を固定で露出だけゼブラ見ながら
ゼブラが消えるちょっと先くらいに設定して撮影しました。

今日のまとめ。

・バッテリーはとりあえず5個あれば足りる。
 その前にSDがなくなる。
・手持ちの追い取りはなるべくしない。
・フィッシュのNDは動作OKだがF8位になると良いNDじゃないとダメ。
・本当にモニターが見難い。
・真面目にモニターが問題。
・モニターが。。。。。

次はモニターですね。
もう狙いは定まってるんですけどね。

でわ。

2015年10月16日金曜日

Rig と Raw と Fish に ND

昨晩小山でRigとRaw撮影のテストをしてきました。

Rig、調子いいです。
今までカメラの下にあった30mm分更に地面に近づけるので
フレーミングが大分楽になりました。
ハンドルから近いから何となく地面の位置もわかりやすくて◎

全体の重量バランスも良く
何となく持ってカメラがだいたい水平になります。
Rigの製作はこれにて完結です。

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同時にRaw撮影もしてきました!
が!うちのiMacでは読み込むこともままならず。。
編集もかくかくで。。
編集を諦めました。笑

ので代わりにフィルターネジのない
Samyang 7.5mm Fish-eyeに可変NDを取り付ける為
少し加工してみたのでそちらの方を書いていきます。

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まず用意するのは


52mmのフィルターの中身を取って重ねたもの。
外形がフードの内側にぴったりではないけど入るサイズ。
FDレンズは52mmが多い?ので買った時についてきた古いのとか
ジャンク品でいいと思います。ネジさえ生きてれば。
物によって厚みが違うと思いますので
同じことする際には此処から先を参考にしてみてください。
ちなみに責任は負いかねます。
この重ねた物、この状態で更に可変NDをつけると
少々ケラレます。1枚にすると前玉に可変NDが接触します。
ので削りました。


ちょうどネジを全部落としたところから0.1mmってところでしょうか。



この光ってる面をレンズ側にくっつけます。
今回はテストという事で両面テープでくっつけます。


中々すっぽりです。
可変NDをつけます。



ここまでやって気づいたのですが
若干センター出てません。。笑
まぁ仮ですので・・とりあえず確認。



お見事。ケラレてませんね。
普通Fisheyeと言うと
映り込みを気にしなきゃ行けないくらいの
画角の広さでレンズのすぐ近くに物を置くのは
割りとご法度なんですが
BMPCCならこれができるんです。

クロップファクターが×2.88
っていうのを利用して少しでも広角に。
ちなみにこのレンズMFT専用設計になっているので
×2のMFTでもちゃんとFisheyeになってくれます。
APS-C機には劣りますが対角魚眼で十分といえば十分。



ちなみに純粋なMFTにこのNDをつけると。。



完全にケラレてますね。。
でもこっちの場合はISO感度が160まで下げられるんで
昼間の明るい時でもF11くらいにすれば
SS1/100〜160くらいで撮影できます。

後はこのリングをどうやって固定するか。。
追い撮りの60コマ撮るときはこっち使わないと行けないから
簡単に取り外せないと。。

悩みを解決した途端つぎの悩みっていうのは出てくるもんですね。
では今日はこの辺で。